「大丈夫？」と連絡をくれた皆さん、真っ先に私を思い出してくれたという人、生存確認までしてくれた人、ありがとうございます。

37歳にもなって、アイドルの活動休止のニュースで安否を案じられている私ってどうなのよ、と思いながらも、ごめんなさい、

大丈夫じゃないです。

オリンピック

その報せを受けた時、私は自身が卒業した整体塾を訪れていた。突然の報に「なんで！なんで！」とパニックに陥った私に対して先生は、「大丈夫だよ、青柳さん！オリンピックが終われば、嵐どころか日本全部が終わるから！」と励ましてくださった。

そうか、全部終わるのか。なら大丈夫だな！終末万歳！

いや、先生、嵐は休むだけで終わるわけじゃないんです。

加えて先生、「５人の嵐が好きな青柳さんにとってはソロ活動じゃつまらないもんねぇ」と。
そうなんですよ。なんで知ってるんですか？あ、私が言ったのか。無意識にうわごとのごとく嵐の話をしているらしい自分が怖い。

家に帰ってから一通りシクシクして、さすがに私ったら気持ちわりぃなと思い始めた頃に会見が始まったので泣き止んだ。

ＳＮＳ

会見を見ながら、嵐ファンの友人とLINEでやり取りをしつつ、Twitterで嵐で引っかかるツィートを追っていた。

あぁ、ファンクラブ会員数が250万ということはそれだけの人たちがいま同じ気持ちでいる。一人じゃないんだ。

SNSに人の温もりを感じました。

行く河の流れ

「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」

方丈記のこの冒頭文が、年末ごろからやたらと頭をよぎっては消え、よぎっては消えしていた。

何故だろう？私たちの体はいつも同じようでも、その体内では絶えず細胞が生き死にを繰り返し、実は常に変化していることと繋げたら、私は満足だろうか？

いや、違う。それはそうだが、それじゃない。

そこへ、嵐の活動休止。

ああ！！！！！無常！！！！！

記憶が定かでないけれど、行く河の流れが脳裏に浮かび始めたのが年末に嵐のコンサートに行った直後からだとしたら、きっと私のなかで何か凄い力が目を覚まそうとしている。

喪失とルーティン

大切なものを失ったとき、ルーティンがあることは有難い。

思考を要さずやり過ごせる。大脳の指令を介さず筋収縮を生じさせる反射反応のごとく。頭が働かない、心は上の空。それでもいつもの通り、決められた順序で体は動き、生活できる。

日々の反復によって獲得した「慣れ」は、なんとかして社会的に生き続ける術となり得るのだ。ルーティンを舐めてはいけない。

ところが、実のところ大きな喪失感を伴う出来事は多くの場合、ルーティン、即ち日常そのものに組み込まれた何かである。無意識のうちにやっていたことをやる必要がなくなって、あるいは、やろうとしてもその対象がないことに気づいて初めて、本当の喪失を知る。消費されたエネルギーは放出先を失い、やり場のない悲しみに変わる。

ぽっかりと空いた穴。その穴を埋めてくれたのはいつも嵐だったのに。どんなに気持ち悪いことを書いても、250万人が共感してくれると思うと無敵になれる。

穴が開いていれば埋めようとする。何かが入り込むのはいと易し。つまり、2021年１月以降、付け入る隙だらけの人 （多くは女性） が250万人も日本に続出するのだ。250万人のみんなぁ！気をつけよう！あ、私か。

世間話

昨日、数回しか会ったことがなくそれほど会話をしたことがなかった人から、「青柳さん的に嵐の活動休止はどうなんですか？」と訊かれた。

え？私は無意識のうちにこの人にまで自分が嵐ファンだという話をしていたのだろうか？怖すぎる・・・。

かなり狼狽しながら「な、なんで知ってるんですか？私は立ち直れませんが」と答えたところ、「え、昨日からずっとテレビでやってるじゃないスか。逆に知らない人いないでしょ。てか嵐好きなんですか？」と。

しまった。どうやら私はいまやはり冷静さを欠いているようだ。

長嶋一茂

2017年９月15日早朝、北朝鮮がミサイルを発射した。その直後の朝の番組で、長嶋一茂が「広島もソフトバンクもマジック１の大事なときに、北朝鮮のミサイルごときでギャーギャー言うな」と発言して世間を呆れさせたことを覚えているだろうか。

そのときの一茂の気持ちが分かるようになってしまった。

マスコミ

とはいえだよ。嵐の活動休止は事件だが、会見での記者の質問がひどいとか、嵐の返しが素晴らしいとか、そんなのはもう事件じゃない。朝から報道するようなことかね。それこそTwitterとかでファンが騒ぐ分にはかまわないけれど。テレビはもはや２ちゃんねるのまとめ以下。

それから、ほかの芸能人とかのコメントが増える度に食傷する。嵐に会ったことすらない日ハムのルーキー吉田輝星にまでコメントを求めていたのには呆れた。まだ高校生なんだぞ。気の毒だろ。練習の邪魔するな。

To Do

混乱しているとき、動揺しているとき、目の前にあるやるべきことを一つずつ片づけていくことで 気持ちが落ち着くことがある。

やることを整理するために、やることリストを作ることを勧める人もいる。やることは、その進め方や手順が具体的であればあるほど、冷静さを取り戻し前向きになれるものである。

昨日、早速、2019年のコンサートツアーの申込用紙が届いた（紙も届くがもちろんWEBで申し込める）。

悲しむ「暇」ではなくやることを与えるあたりさすが。

早速、当選しそうな日程（根拠なし）を探って申し込みの手続きをした。

夢とお願い

15周年のときのハワイのコンサートが最高に幸福な時間だったので、またハワイのコンサートに行くのが夢だったけど、うーんどうかな。

まぁ、40を過ぎた嵐と40を過ぎた私でハワイに行っても、もうあのときと同じキラキラは再現できない気がするな。（はい、6人目の嵐ですので。気持ち悪いでしょ？）

あのとき、ファンでもないのに一緒にハワイに来てくれた友人に改めて感謝したい。本当にありがとう。これからも、特に2021年1月以降の私が詐欺被害にあったり、おかしな宗教に入信してしまわないよう、注視してください。よろしくお願いします。

正月休み明けたくらいで復活しないかな・・・。