ベッキーと女の「すったもんだがありました」

「すったもんだがありました」

ふと、宮沢りえのCMを思い出した。タカラのカンチューハイの、すりおろしりんごである。

貴乃花との破局とセンテンススプリングを一緒にしたら、宮沢さんサイドから怒られるかもしれない。でも宮沢りえ本人は怒らないと思う。きっとセンテンススプリングよりもっとえぐいこともしてきたはずだ。そうでなければ、あんなに美しくいられるはずがない。

すったもんだの渦中ではシリアスに死にたいとすら思っただろうけど、それを乗り越えた女性の笑顔は魅力が増す。

ベッキーと片岡、結婚おめでとう。

誰かが、盗む女と盗む男、と言った。なかなかうまい。

嫁と旦那

Facebookで、決して多いと言えない私の「友達」のうちの別の2人が、同じ記事をシェアした。

New York Timesに掲載された日本のワーキングマザーに関する以下の記事である。

https://www.nytimes.com/2019/02/02/world/asia/japan-working-mothers.html

日本の女性は自らも働きながら家事や育児などの労働を負担し、子どもを保育園に預けるにしても連絡帳や手作りの○○を準備するよう求められ、会社でも時短を理由に昇格もできず、朝から晩まで休まることがない。といった内容が、世界中にシェアされているらしい。

日曜日の午後に、うっかりフジテレビの「ザ・ノンフィクション」を見てしまったあとのような疲れ。挿入されている写真がまた、意図的なのかなんとも暗く加工されていて(ぜったい家の照明はもっと明るいと思う)、「ザ・ノンフィクション」感の醸成に一役買っている。どうしたって頭の中ではテーマ曲の「サンサーラ」が流れてしまう。

「働け」「子を産め」「育てて働け」「会社でも家でも働け」って、じゃあ、もう、お前がやれよ。と誰にともなく言いたくなる内容だ。

ところでよく、自らの妻や夫を、「うちの嫁が」とか「うちの旦那が」と言う人がいる。けっこういる。

個人的には、もうこういうのからやめてはいかがですか、と思う。

国や社会に文句を言う前に、無意識に家父長制度を受け入れてしまっていることを省みたほうがよい。

殊、欧米とのやり取りが盛んなグローバル企業においては、そういう言い方をする人を見たことがない。必ず「私の妻」「私の夫」という呼び方をする。

なにも欧米に倣うことだけがよいというわけではないが、こういう意識においては欧米の方が先進的なんじゃなかろうか。そもそも夫を「My master」なんて言うわけがない。

国や社会を変えるのは大変だが、自分の意識なら変えられる。できることから。

マッチョな男と内股の女

厚い胸板で逞しい腕のムキムキな彼と、内股でか弱くよたよた歩く可愛いらしい彼女が出会い、結婚します。

男はやがて四十肩、五十肩になり、女は膝痛に悩まされます。

老後も健康な人を見極めることは、若いうちからある程度できるのです。

とはいえ、ムキムキとかか弱いとかにキュンとするのは、もうこれしょうがないよね。

テコでも動かぬ犬

犬の散歩あるある。「いや、そっちじゃない!」という急なアピール。

いきなりリードがぐいっと引かれる。

立ち止まったまま体を硬直させて動かぬ犬。

「行くよ!」とリードを引っぱりかえしても、びくともしない。石にでもなったか。

君、小型犬のくせにどこにそんなパワーを隠し持っているんだい。

こちらがリードを引けば引くほど、重心を低く低く、もう地面にへばりつく勢い。

重心は低い方が安定することと力が出ることを、犬はちゃんと知っている。

人間はよく分かっていないので、ぎっくり腰をやったりすっ転んだりする。

強靭

「したたか」を漢字で書くと、「強か」。

「しなやか」を漢字で書くと、「靭か」。

強靭とは、したたかでしなやか。

だからなに、と言われれば、別に。

花粉症克服疑惑

16歳で発症し、20年間つきあってきた花粉症。

今年、ついに花粉症までも克服してしまったんじゃないかという気がしている。

もうソワソワしてしかたない。

早く花粉飛ばないかなぁ!

そういえば、昔、毎年通っている耳鼻科の先生に「建国記念日より前に来るように」と言われたのだけど、翌年に何の日までに行けばいいのか忘れてしまった。

とりあえず、「文化の日」の前に行ったら、「なんで来たの?」と言われたことがある。

当たり前の幸せ

日々に不満がある時は、鼻が詰まって眠れない夜のことを思い出すといい。

鼻が通るってだけで幸せだなぁ、と思えるようになる。

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