実験第3弾!お子さんのリュックの肩ひも、赤ちゃんの抱っこひも、長くないですか?
今回は、リュックサックの肩紐が長いと姿勢が悪くなることを、ニクオさんが実証します。
リュックの代わりに、ビー玉を使いました。
まず、0度の姿勢はこちら↓です。
これに、ビー玉を背負わせてみます。
こんな感じで。当然、重心バランスが崩れて後ろに倒れます。
倒れないようにするには、体の前後のバランスを取る必要があります。
お、立ちました。
では、肩紐を長くするとどうなるでしょう。
おっとっと・・
かなり腰を反らさないと立っていられません。
見るからに腰に悪そうですが、この姿勢が腰痛になりやすいことは↓の記事でもご紹介しました。
(あ、昨日、一軍復帰しましたね!おかえり!)
はい、リュックの肩紐は、短い方がよいのです。
言われてみれば「そりゃそうだろ」という話ですが、そんなこと気にしているかと言えば、そうでもなかったりするんじゃないでしょうか。
大人ももちろん気にしたいところですが、リュックは大人より子どもの方が使う機会が多いでしょう。
子どものリュックやランドセルの肩紐も、長すぎないようにしてあげてくださいね。
特に、遠足や旅行など、リュックを背負う時間が長くなる時ほど、気をつけてください。
本人は気づかなくても、体にはじわじわと負担がかかっているのです。
しかし、あれですね。「お尻が隠れるくらいがカワイイもん」と言われたらおしまいですね。オシャレに目覚めたお年ごろに、カワイイを超える正義などありませんから。。
赤ちゃんの抱っこ紐も同じ。長くなるほど重心バランスが崩れる。
試しに、ビー玉を前にしてみましょう。
紐が長い方が、より腰を反らせないとバランスが取れません。
パパが抱っこ紐を使ったあと、そのままの長さでママが使うと、こんなことになってしまいます。腰痛を防ぐためには、ちょっと面倒でも、紐を短く調節しましょう。
ストレッチインストラクター。13年間のデスクワークの後、ストレッチと体幹運動で重い冷え性と生理痛を克服。デスクワーカー向けのストレッチレッスンをしています。
主婦の友社のウェブメディア「OTONASALONE(オトナサローネ)」でヘルスケアライターとしても執筆中。