気づくと口が半開きになっちゃってる人。それは私です。

風の強い日に、やたらと風が口に入るなぁ、と思ったら口が開いていることに気づきました。

なんかちょっとアホっぽいから直したいんですけど、なかなか直りませんなぁ。

たとえばこんな↓猫背の姿勢でテレビを見ているとき、たぶん誰でも口が開くでしょう。
こういう背中でテレビ見てる人、よくいますよね。テレビゲームしてるときの子供もこんな感じですよね。

横から見るとこうなっています。

(ゲーム機が古いよ・・)

猫背になると顔が前に出ます。背中が後ろにいく分、顔を前に出さないと重心バランスが悪くて「楽」に座れないためです。

「楽」が鍵カッコ付の理由は、長時間この姿勢を続ければ「楽」じゃなくなるからです。
腰は伸ばされてそのうち痛くなりますし、首の後ろは縮められてその形のまま短くなります。

短くなった首の後ろ、これが口が半開きになる原因

短くなってしまっているのは具体的には肩甲挙筋です。

頸の付け根(第1~第4頸椎の横突起)から始まり、肩甲骨(の上角と内側縁上部)につながっている筋肉です。
ホネコさんに久しぶりにマスキングテープをつけてみました。

肩甲挙筋は肩甲骨を上に引き上げる筋肉ですが、これが短くなれば頭も引っ張られてしまいます。

PCを使うときにもこの筋肉が縮められっぱなしになっています。

デスクトップだとこんな姿勢になるのだから、ノートPCを使えばいいんじゃないか、という気もします。

でも、そうするとこうなります。

今度は、胸鎖乳突筋という筋肉が縮みっぱなしで短くなります。

胸鎖乳突筋が短くなると、頬のお肉も引っ張られてたるんできてしまいます。
※詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。

どっちにしろ、姿勢を固定し続けるというのはなにかと弊害があるんですなぁ。

嘆いても仕方ないので、いつものように、短くなった筋肉はストレッチしてあげましょう。

肩甲挙筋のストレッチのやり方

左側の頭の後ろの凹みに、右手をかけて前に引きます。
同時に左の肩を少し下げるとさらに効きます。痛いときは下げる必要ありません。痛気持ちいいくらいのところで止めてくだい。

ストレッチは、1分間程度、伸ばし続けましょう。反動をつけてはいけません。

片方終わったら、反対側も伸ばしましょう。

ちなみに、子どもの場合はストレッチより元気に外で遊ぶのが一番!
それでも、テレビ見たい、ゲームしたい、という気持ちもよく分かります。
そんなときのために、バランスボールをぜひ一家に一つ!バランスボールに座ってテレビ見たりゲームしたりすれば、じっとしていないので筋肉が縮こまってしまう心配はありませんよ♪

もちろん、大人にもバランスボールはとてもいいです。むしろ動きの少ない大人にこそ、バランスボールをお勧めしたいです。

ソファにふんぞり返ってテレビを見ていたら腰痛になります。
父がまさにそんな感じだったので、バランスボールをプレゼントしました。
いまはバランスボールでゆらゆらしながらテレビを見てます。効果が出るのが楽しみです。

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