猫背で腰痛になっても、腰を揉まないでください
ウェブサイトにFacebookやTwitterを埋め込みたいのに、なかなかうまくできず、PCに張り付いて格闘すること4時間、結局いまだにできていません・・・(-“-) ※いまではちゃんと埋め込めてます!
これまでHPビルダーともSNSとも縁がなかったので、慣れないことをやるのって大変、とつくづく感じます。
座り続けると腰が痛くなるのはナゼ?
イスに座る姿勢では膝関節が屈曲します。膝を曲げるためには腿裏(ハムスト等)とふくらはぎ(腓腹筋等)が縮まります。
同じ姿勢を続けることにより縮まったハムストが骨盤を引っ張り、骨盤がだんだん後傾してきます。
骨盤が後傾すると、腰が下の方へ引き伸ばされてしまうため、痛みが生じるのです。
飛行機で座り続けるよりデスクワークの方が腰痛が出やすいのはナゼ?
重心バランスの問題です。
PCを操作するとき、両腕を前に出しますね。腕を前に出したら、腕の重みで重心が体の前にずれます。
このバランスを取るためには、背中を丸めて体の後ろ側にも重みが行くようにします。
いわゆる「猫背」になることで、バランスを取っているのです。でもそうすると、引き伸ばされた背中が痛くなるわけですが、猫背はバランスを取るためにはある意味正解なのです。
正解だからと言って、そのままにしておけば立った姿勢でも猫背になります。
立ち姿勢では両腕を前に出していないので、背中が丸まった状態では今度は重心が後ろにずれてしまいます。
このバランスを取るために、首を前に出し、膝も曲げてしまうのです。↓みたいに。
この姿勢は、0度の姿勢に比べると重心バランスが崩れています(※0度の姿勢についてはこちらの記事に掲載)。
重力で上から押されて背中はますます引き伸ばされてしまうのです。
腰を揉みほぐしたら、もっと伸びてしまう!
腰が痛いからと言って、腰を揉みほぐしてはいけないのです。
揉まれている時は気持ちいいかもしれませんが、本当に凝り固まっているのは腰ではありません。
腰は引き伸ばされて痛いのですから、緩めればもっと伸びてしまいます。緩めるべきはハムストなのです。
ストレッチインストラクター。13年間のデスクワークの後、ストレッチと体幹運動で重い冷え性と生理痛を克服。デスクワーカー向けのストレッチレッスンをしています。
主婦の友社のウェブメディア「OTONASALONE(オトナサローネ)」でヘルスケアライターとしても執筆中。