毎日のシャンプーのついでに。日々の血行促進で二日酔い、偏頭痛を防ぐ
年齢を重ねるごとに、お酒を飲んだ翌日に頭痛がすることが増えていました。年のせいだとばかり思っていたのですが、ここ数か月、どんなに飲んでも翌日少しも頭が痛くなりません。調子に乗って結構飲んでしまっても、全然だいじょうぶ!!すごいすごい。
以前、会社に勤めていた頃、同僚から飲み会に誘われたのですが、それが木曜日だというので「次の日仕事だから」と断ったところ、「みんな次の日仕事だぞ」と呆れられました。だって頭がガンガンするなか仕事するの嫌じゃないですか(そこまで飲むのがいけない?)。遊びより仕事のパフォーマンスを選んだ私はサラリーマンとして正しいはずでは…。
でも最近は次の日のことを気にしなくてよくなったので、結構付き合いもよくなりました。よいことです。
頭痛と血行の関係。血行が悪い人は頭痛が起きやすい
私が二日酔いの頭痛にならなくなったのは、普段の血行が良くなったからです。
お酒を飲むと、血行が良くなります。
普段は血行が悪い人がお酒を飲むと、急に血行が良くなった反動で、頸回りの血管を通る血液の勢いが増します。ズキンズキンという痛みは、ドクンドクンという血の流れるリズムなのです。
偏頭痛も仕組みは同じです。気圧の変化で頭痛がする人も同じです。気圧が低くなると、体にかかっている圧も幾分緩むため、血行が良くなります。
それで二日酔いの頭痛と同じようにドクンドクンという痛みが起きるのです。
シャンプーのついでに、頭と耳の後ろをほぐしましょう
頭痛にならないようにするには、全身の血行を良くすることが一番ですが、特に頸回りの血行を良くするためには普段から頭をほぐしておくとよいです。
後頭部のへっこんでるところを入念に。さらに、耳の後ろを押してみて、一点だけ物凄い痛みを感じる場所があったら、徹底的に攻めましょう。痛すぎて触れなかったら、その周りでもOK。これ、胸鎖乳突筋(※1)の付け根です。
※1 胸鎖乳突筋についてはこちらの記事をご参照ください。
頭の筋肉が柔軟性を取り戻せば、顔の筋肉も引き上げられますから、リフトアップも期待できます。
ちなみに、ほぐすのは別にシャンプーのときでなくても構いません。私がいつも自分でそうしている、というだけの話で、思いついたときにやってください。
念のためですが、お酒を飲んだときにこれをやったら逆効果ですよ!RICE処置(※2)を思い出してくださいね。それから、飲み過ぎには各々ご注意なさってください。私は知りません。
※2 RICE処置についてはこちらの記事をご参照ください。
ストレッチインストラクター。13年間のデスクワークの後、ストレッチと体幹運動で重い冷え性と生理痛を克服。デスクワーカー向けのストレッチレッスンをしています。
主婦の友社のウェブメディア「OTONASALONE(オトナサローネ)」でヘルスケアライターとしても執筆中。